腰痛（ギックリ腰）

ぎっくり腰というと、腰の骨がずれたなどとイメージすることがありますが、主な症状は背部や腰の筋肉や筋膜の損傷の事が多いです。例えば、腰に力が入らず腰が抜けたような症状の場合は、腰周囲の肉離れが発生している可能性が高いです。

このときに無理を強いたり、発症を反復させてしまうと、二次的に椎間板や関節などの損傷を助長し、さらに髄核が飛び出して神経を圧迫してしまう椎間板ヘルニアになってしまうこともあります。

ギックリ腰の処置としては通常、2～3日は、患部を冷やし、ある程度痛みが軽減されたら、温めることが望ましいです。入浴もこの際に行っても良いですが、最善の判断はご自身の感覚になります。冷やして痛みが軽減するなら冷やし、温めて楽になるなら温めるのがベストです。